三人麻雀の何切る(10)赤5は受け入れの表に映らない — 3問
この記事について
三人麻雀の何切る問題を3問並べます。テーマは赤5です。
赤5は形の計算では通常の5とまったく同じ牌です。赤5筒を持っていれば5筒の残りは3枚、というだけの扱いで、順子や刻子の作り方は変わりません。だから受け入れ計算機の表には赤かどうかが1文字も出てきません。
その結果、こういう2択が生まれます。
受け入れ牌も枚数も種類も1つも違わないのに、ドラの枚数だけが違う。
表を見比べても区別が付きません。3問ともこの形で、点数が2倍前後変わります。
先に、三人麻雀の赤について2つ書いておきます。
- 三人麻雀に赤5萬は存在しません。 萬子は1萬と9萬しか使わないので、5萬という牌そのものが無いからです。三麻の赤は赤5筒と赤5索の2種類だけです。
- jongbase では赤5筒・赤5索をそれぞれ0〜4枚設定できます(36項目のうち2項目)。最大で8枚、牌全体108枚の7.4%が赤になります。
数字の出どころを先に書きます。
- 問題は手作りではありません。 対局エンジンが実際の牌山から14枚を配り、0〜1向聴になった手だけを残し、そこから「受け入れが完全に同じでドラだけ違う組」を持つ手を機械的に拾っています。
- 受け入れと待ちは、和了判定だけを土台にした別実装で検算しています。 向聴数を出す本体の処理は使わず、「14枚が和了形か」の判定だけからテンパイ判定・待ち・受け入れを数え直し、3問ぶん全行が一致しました。
- 点数は対局と同じ
score()に通した値です。前提は 東1局・子・門前・本場なし・供託なし・ツモ損なしで、立直の行は一発と裏ドラを数えていません。 - 受け入れ計算機のURLもエンジンに生成させ、14枚として解釈されることを確認済みです。
この記事は「正解」を書きません。 事実だけ出します。
牌の書き方は 4p = 4筒、7s = 7索、0p = 赤5筒、0s = 赤5索 のようにしています。字牌は東・南・西・北・白・發・中と、そのまま書きます。
先に: この2択はどれくらい起きるのか
赤の枚数設定を変えて、0〜1向聴の手2000件ずつで数えました。「表では区別できない2択」=受け入れ牌・枚数・種類がすべて同じで、ドラの枚数だけが違う打牌の組がある手のことです。
| 赤の設定 | 手に赤がある | 表では区別できない2択がある | うち赤が原因 |
|---|---|---|---|
| 赤5筒0枚・赤5索0枚 | 0.0% | 3.9% | 0.0% |
| 赤5筒1枚・赤5索1枚(既定) | 27.9% | 17.9% | 12.6% |
| 赤5筒2枚・赤5索2枚 | 48.6% | 22.0% | 15.7% |
| 赤5筒3枚・赤5索3枚 | 63.9% | 20.3% | 12.6% |
| 赤5筒4枚・赤5索4枚 | 73.0% | 11.2% | 0.0% |
読み取れることが3つあります。
1. 既定の設定(各1枚)でも、6手に1手で起きます。 17.9%です。珍しい現象ではありません。
2. 赤を最大の4枚ずつにすると、赤が原因の2択は0%になります。 直感に反しますが、理屈は単純です。この2択は「赤5と、同じ数の通常の5、どちらを切るか」という形でしか起きません。赤5筒が4枚あれば5筒はすべて赤なので、比べる相手の通常の5筒が存在しないのです。赤を増やすほどこの判断が増えるわけではなく、2枚ずつ(22.0%)が山でした。
3. 赤が0枚でも3.9%は起きます。 赤だけの現象ではないからです。ドラ表示牌が数牌ならドラ自身が普通の数牌なので、「ドラを切るか、同じ受け入れの別の牌を切るか」で同じことが起きます。赤はこれを3.9%から17.9%へ、4倍以上に増やしているという位置づけです。
以下の3問は、どれも既定の設定(赤5筒1枚・赤5索1枚)で出てきた手です。
表の読み方
- 受け入れ — その牌を1枚引くと向聴が1つ進む牌。残り0枚の牌はこの列に出しません。
- 枚数 — 受け入れ牌の残り枚数の合計。残り枚数は
4 − 手牌にある枚数です(河などの情報は使っていません)。 - 待ち — テンパイのときだけ出ます。
7s(嵌張, 残4)は「7索で和了、嵌張、残り4枚」の意味です。 - 表は打牌候補を全部載せています(省略していません)。
各表の下に書いてあるとおり、引いているのは「打牌後の13枚」だけです。そのため、切った牌自身が受け入れに残ることがあります(第1問の 打6s の受け入れに 6s が入っているのがこれです)。受け入れ計算機と同じ数え方なので、リンクを開けば同じ数字が出ます。実戦では自分の河に出た1枚ぶんがさらに減りますが、この記事で比べている2択は両方が同じだけ減るので、比較の結論は変わりません。
第1問: 同じ嵌張待ち、点数はちょうど2倍
手牌: 2p 2p 2p 7p 7p 2s 3s 4s 0s 6s 8s 白 白 白 ドラ表示牌: 東(=ドラは 南。手牌に南は無いので、ドラは赤5索の1枚だけ)
| 打牌 | 向聴 | 受け入れ | 枚数 | 待ち | ドラ |
|---|---|---|---|---|---|
| 8s | テンパイ | 1s 4s 7s | 11枚(3種) | 1s(両面, 残4) 4s(両面, 残3) 7s(両面, 残4) | 1 |
| 2s | テンパイ | 7s | 4枚(1種) | 7s(嵌張, 残4) | 1 |
| 0s | テンパイ | 7s | 4枚(1種) | 7s(嵌張, 残4) | 0 |
| 6s | 1向聴 | 7p 1s 2s 3s 4s 5s 6s 7s 8s 9s | 33枚(10種) | — | 1 |
| 3s | 1向聴 | 7p 1s 2s 3s 4s 6s 7s 8s 9s | 30枚(9種) | — | 1 |
| 7p | 1向聴 | 7p 1s 2s 4s 5s 7s 8s | 23枚(7種) | — | 1 |
| 2p | 1向聴 | 2p 7p 1s 4s 7s | 15枚(5種) | — | 1 |
| 白 | 1向聴 | 7p 1s 4s 7s 白 | 15枚(5種) | — | 1 |
| 4s | 1向聴 | 1s 4s 7s | 12枚(3種) | — | 1 |
受け入れ枚数は、打牌後の13枚だけを引いた実数です(いま切った1枚は引いていません/河などの情報も考慮していません)。 三人麻雀(萬子は一・九のみ/チーなし)の条件で計算しています。
打2s と打0s の点数(受け入れの行はまったく同じです)
| 打牌 | ドラ | ダマでロン | ダマでツモ | 立直でロン | 立直でツモ |
|---|---|---|---|---|---|
| 2s | 1 | 2翻50符 4,000 | 3翻40符 6,000 | 3翻50符 7,000 | 4翻40符 8,000(満貫) |
| 0s | 0 | 1翻50符 2,000 | 2翻40符 3,000 | 2翻50符 4,000 | 3翻40符 6,000 |
【この問題で確認できること】打2s と打0s は、受け入れの表で1文字も違いません。 どちらも7索の嵌張、残り4枚です。違うのは手に赤5索を残すかどうかだけです。
点数はどの和了の形でもちょうど2倍前後開きます。ダマなら4,000対2,000、立直なら7,000対4,000。赤1枚が1翻ぶんそのまま乗るからです。
この手は白の暗刻があるので、ダマでもロンできます(役牌 白)。赤の差がそのまま受け取りの差になる、いちばん素直な形です。
もうひとつ、最大受け入れは打8s の11枚3種です。1索・4索・7索の三面待ちで、しかもドラ(赤5索)も残ります。受け入れも打点も両立するので、この局面で赤の2択に悩む理由は薄いかもしれません。表を全部見ると、悩むべき2択がそこではないと分かるという例でもあります。
検算用シード:
x10#35031
第2問: 赤1枚で、跳満と満貫が分かれる
手牌: 2p 2p 5p 0p 7p 8p 9p 3s 4s 5s 0s 7s 8s 9s ドラ表示牌: 1p(=ドラは 2p)
ドラは 2筒が2枚+赤5筒+赤5索で計4枚です。
| 打牌 | 向聴 | 受け入れ | 枚数 | 待ち | ドラ |
|---|---|---|---|---|---|
| 5s | テンパイ | 2p 5p | 4枚(2種) | 2p(シャンポン, 残2) 5p(シャンポン, 残2) | 4 |
| 0s | テンパイ | 2p 5p | 4枚(2種) | 2p(シャンポン, 残2) 5p(シャンポン, 残2) | 3 |
| 5p | 1向聴 | 2p 3p 4p 5p 6p 7p 2s 3s 4s 5s 6s 7s | 39枚(12種) | — | 4 |
| 0p | 1向聴 | 2p 3p 4p 5p 6p 7p 2s 3s 4s 5s 6s 7s | 39枚(12種) | — | 3 |
| 2p | 1向聴 | 1p 2p 3p 4p 5p 2s 3s 4s 5s 6s 7s | 36枚(11種) | — | 3 |
| 3s | 1向聴 | 2p 5p 3s 5s 6s | 14枚(5種) | — | 4 |
| 9p | 1向聴 | 2p 5p 6p 9p | 12枚(4種) | — | 4 |
| 8s | 1向聴 | 2p 5p 6s 8s | 12枚(4種) | — | 4 |
| 9s | 1向聴 | 2p 5p 6s 9s | 12枚(4種) | — | 4 |
| 4s | 1向聴 | 2p 5p 4s 5s | 10枚(4種) | — | 4 |
| 7p | 1向聴 | 2p 5p 7p | 8枚(3種) | — | 4 |
| 8p | 1向聴 | 2p 5p 8p | 8枚(3種) | — | 4 |
| 7s | 1向聴 | 2p 5p 7s | 8枚(3種) | — | 4 |
受け入れ枚数は、打牌後の13枚だけを引いた実数です(いま切った1枚は引いていません)。
この手には2択が2組あります。 テンパイ側の「打5s / 打0s」(4枚2種)と、1向聴側の「打5p / 打0p」(39枚12種)です。どちらも受け入れが完全に同じで、ドラが4枚と3枚に分かれます。
テンパイ側の点数(和了牌が2筒か5筒かでも変わるので、両方出します)
| 打牌 | ドラ | 和了牌 | ダマでロン | ダマでツモ | 立直でロン | 立直でツモ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5s | 4 | 2p | 和了できない(役なし) | 6翻30符 12,000 | 6翻40符 12,000(跳満) | 7翻30符 12,000(跳満) |
| 5s | 4 | 5p | 和了できない(役なし) | 5翻30符 8,000 | 5翻40符 8,000(満貫) | 6翻30符 12,000(跳満) |
| 0s | 3 | 2p | 和了できない(役なし) | 5翻30符 8,000 | 5翻40符 8,000(満貫) | 6翻30符 12,000(跳満) |
| 0s | 3 | 5p | 和了できない(役なし) | 4翻30符 8,000 | 4翻40符 8,000(満貫) | 5翻30符 8,000(満貫) |
【この問題で確認できること】2筒で和了した場合、打5s なら跳満(12,000)、打0s なら満貫(8,000)です。 赤5索1枚の差が、そのまま跳満と満貫の境界になっています。
ドラの数え方も見ておきます。2筒はドラで手に2枚あり、シャンポンの2筒で和了すると刻子になってドラ3枚になります。そこに赤5筒・赤5索が乗ると、打5s なら合計6翻です。5筒で和了した場合は2筒が2枚のままなので1翻低くなります。
ダマではどの形でもロンできません。 役が無いからです(ドラは役ではありません)。この手はドラ4枚の跳満級ですが、立直をかけないとロンで取れない手です。ツモなら門前清自摸和が付くので和了できます。この構造は第8回で扱いました。
1向聴側の39枚12種も見てください。 打5p と打0p は、受け入れ牌12種の並びも残り枚数もすべて同じです。赤5筒を切るか通常の5筒を切るかだけの違いで、ドラが4枚と3枚に分かれます。この2択は表の上では存在しないことになっています。
検算用シード:
x10#23083
第3問: 白で和了すれば、6,000と3,000
手牌: 5p 0p 6p 7p 9p 9p 2s 3s 4s 0s 6s 7s 白 白 ドラ表示牌: 發(=ドラは 中。手牌に中は無いので、ドラは赤5筒と赤5索の2枚)
| 打牌 | 向聴 | 受け入れ | 枚数 | 待ち | ドラ |
|---|---|---|---|---|---|
| 5p | テンパイ | 9p 白 | 4枚(2種) | 9p(シャンポン, 残2) 白(シャンポン, 残2) | 2 |
| 0p | テンパイ | 9p 白 | 4枚(2種) | 9p(シャンポン, 残2) 白(シャンポン, 残2) | 1 |
| 9p | 1向聴 | 3p 4p 5p 6p 7p 8p 9p 白 | 25枚(8種) | — | 2 |
| 白 | 1向聴 | 3p 4p 5p 6p 7p 8p 9p 白 | 25枚(8種) | — | 2 |
| 2s | 1向聴 | 9p 2s 5s 8s 白 | 15枚(5種) | — | 2 |
| 7s | 1向聴 | 9p 1s 4s 7s 白 | 15枚(5種) | — | 2 |
| 6p | 1向聴 | 5p 6p 8p 9p 白 | 14枚(5種) | — | 2 |
| 7p | 1向聴 | 4p 5p 7p 9p 白 | 14枚(5種) | — | 2 |
| 4s | 1向聴 | 9p 1s 4s 白 | 12枚(4種) | — | 2 |
| 0s | 1向聴 | 9p 5s 8s 白 | 12枚(4種) | — | 1 |
| 3s | 1向聴 | 9p 3s 白 | 8枚(3種) | — | 2 |
| 6s | 1向聴 | 9p 6s 白 | 8枚(3種) | — | 2 |
受け入れ枚数は、打牌後の13枚だけを引いた実数です(いま切った1枚は引いていません)。
打5p と打0p の点数
| 打牌 | ドラ | 和了牌 | ダマでロン | ダマでツモ | 立直でロン | 立直でツモ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5p | 2 | 白 | 3翻40符 6,000 | 4翻30符 8,000 | 4翻40符 8,000(満貫) | 5翻30符 8,000(満貫) |
| 5p | 2 | 9p | 和了できない(役なし) | 3翻40符 6,000 | 3翻40符 6,000 | 4翻40符 8,000(満貫) |
| 0p | 1 | 白 | 2翻40符 3,000 | 3翻30符 4,000 | 3翻40符 6,000 | 4翻30符 8,000(満貫) |
| 0p | 1 | 9p | 和了できない(役なし) | 2翻40符 3,000 | 2翻40符 3,000 | 3翻40符 6,000 |
【この問題で確認できること】白で和了した場合、ダマのロンは6,000と3,000で、ちょうど半分です。
待ちは9筒と白のシャンポンで、白で和了すれば役牌が付いてダマでもロンできます。9筒で和了した場合は役が無いのでロンできません(同じ待ちの中で、和了牌によってロンできるかが変わる形です)。
この手の2択も、受け入れは4枚2種で完全に同じです。打5p は通常の5筒を切って赤5筒を手に残す、打0p は赤を切る。表からは区別が付きません。
1向聴側にも似た行があります。 打4s(12枚4種・ドラ2)と打0s(12枚4種・ドラ1)です。ただしこの2つは受け入れ牌の中身が違います(打4s は 9p 1s 4s 白、打0s は 9p 5s 8s 白)。枚数と種類だけ見ると同じですが、中身が違うので「表では区別できない2択」ではありません。枚数だけを見比べると取り違えるところです。
検算用シード:
x10#31383
3問に共通していること
| 受け入れ(完全に同一) | 赤を残す打牌 | 赤を切る打牌 | 差 | |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 4枚1種(7s 嵌張) | 打2s ドラ1・ダマロン4,000 | 打0s ドラ0・ダマロン2,000 | 2倍 |
| 第2問(テンパイ) | 4枚2種(2p/5p シャンポン) | 打5s ドラ4・立直ロン12,000 | 打0s ドラ3・立直ロン8,000 | 跳満と満貫 |
| 第2問(1向聴) | 39枚12種 | 打5p ドラ4 | 打0p ドラ3 | ドラ1枚 |
| 第3問 | 4枚2種(9p/白 シャンポン) | 打5p ドラ2・ダマロン6,000 | 打0p ドラ1・ダマロン3,000 | 2倍 |
事実として整理します。
- 赤5は形の計算では通常の5と同じ牌です。だから受け入れの表に赤は現れず、赤を切るかどうかは表を見ても分かりません。
- 3問とも受け入れ牌・枚数・種類がすべて同じ2択で、違うのはドラの枚数だけでした。
- 点数差は2倍前後、第2問では跳満と満貫の境界になりました。
- 三人麻雀に赤5萬は存在しません(5萬という牌が無いため)。赤は赤5筒・赤5索の2種類だけです。
- この2択は既定の設定(各1枚)で0〜1向聴の手の17.9%に現れます。山は各2枚(22.0%)で、各4枚にすると赤が原因のものは0%になります(通常の5が無くなるため)。
- 赤が0枚でも3.9%は起きます。ドラ自身が数牌なら同じことが起こるからです。
ここから先は【意見】です
私は、5を切る手が候補に出たら、表ではなく手牌を見ます。
受け入れ計算機は形の計算をする道具なので、赤かどうかは設計上表示しません。それは間違いではなく、そういう道具だという話です。ただ「表で同じなら同じ」と読んでしまうと、第2問のように跳満と満貫を取り違えます。
そのうえで、赤を切る理由はほとんど無いと考えています。3問はどれも「受け入れが1枚も違わない」ので、赤を残す側が単純に得です。表が同じなら、打点が高いほうを選ぶだけで済みます。
問題は、受け入れが少しだけ違うときです。今回の3問には出てきませんでしたが、「赤を切れば受け入れが2〜3枚広い」形は普通に起きます。そのときは第4回の打点と受け入れの交換と同じ話になり、割れます。
あなたの卓は赤を何枚にしていますか。 設定によってこの2択の出る頻度が変わる、というのが今回の中身です。
自分で確かめる
受け入れ計算機 は、手牌をタップで入れると打牌候補ごとの向聴数・受け入れ枚数・待ちの形と残り枚数を出します。この記事の3問はどれもURLに手牌が入っているので、開いてすぐ触れます。
⚠️ 計算機はドラも赤も数えません。 形の計算をする道具なので、ドラ表示牌の入力欄がありません。この記事のドラ列と点数は、対局と同じ点数計算に通した値です。 計算機で確かめられるのは受け入れと待ちまでです。
試す価値があるのは、第2問で赤5索(0s)を通常の5索に置き換えてみることです。
変わるのは「打0s」の行が消えることだけで、残る12行の数字は1つも変わりません。 赤5索を通常の5索にすると、切る候補として「赤5索」という選択肢が無くなる(同じ5索が2枚になる)ので行が1つ減ります。形の計算としては、赤は最初から通常の5として扱われていたわけです。表が同じでも手は同じではない、というのがこの記事で言いたいことです。
点数のほうは点数計算機で確かめられます。翻数を1つ増やすと支払いがどう動くか(第2問なら5翻=満貫と6翻=跳満)をその場で並べられます。
まとめ
事実として言えること
- 赤5は形の計算では通常の5と同じなので、受け入れの表に赤は現れません。
- そのため受け入れが1枚も違わないのに打点だけ違う2択が生まれます。3問とも点数差は2倍前後で、第2問では跳満と満貫に分かれました。
- 三人麻雀に赤5萬は存在しません。 5萬という牌が無いためです。赤は赤5筒・赤5索の2種類、各0〜4枚で最大8枚です。
- この2択は既定設定で0〜1向聴の手の17.9%に出ます。山は各2枚の22.0%、各4枚では赤が原因のものは0%です。
- 赤0枚でも3.9%は起きます(ドラ自身が数牌のとき)。
- 第3問の「枚数も種類も同じだが受け入れ牌の中身が違う」行のように、枚数だけの比較では取り違える組もあります。
そこから私が採っている方針(意見)
- 5を切る候補が出たら、表ではなく手牌の赤を見る。表は赤を教えてくれない。
- 受け入れが完全に同じなら、赤を残す。迷う要素が無い。
- 受け入れが少しだけ違うときは割れる。打点と受け入れの交換になる。
赤の枚数は対局開始前に設定でき、同じ配牌を赤あり・赤なしで試せます。ハウスルールは36項目あり、ローカル対戦とオンライン対戦で共通です。
牌の構成と1局の長さから言える数字は三人麻雀の牌と1局にまとめてあります。
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